インターネットに接続されていない環境の場合、OSのグループポリシー「ルート証明書の自動更新をオフにする」を有効にする必要があります。
ARCACLAVIS NEXTでは内部的に自己証明書を利用します。自己証明書をアプリケーションが利用する場合、OSによるルート証明書の自動更新機能はインターネットに接続されていない環境においても、ctldl.windowsupdate.com(マイクロソフト社のサイト)にアクセスを試行します。しかしインターネットに接続されていないため、このアクセスは失敗しますが既定で15秒のタイムアウトまで遅延が発生します。
この遅延が発生すると、「クライアントのインストールに失敗する」、「正常に認証できない、認証情報の登録ができない」などが発生します。
この遅延を回避するために、「ルート証明書の自動更新をオフにする」を有効にする必要があります。これはマイクロソフト社の仕様によります。
グループポリシーの設定は、NEXTサーバー、NEXTクライアントとも行ってください。
グループポリシーの設定:
[コンピューターの構成]>[管理用テンプレート]>[システム]>[インターネット通信の管理]>[インターネット通信の設定]>[ルート証明書の自動更新をオフにする] を有効にします。